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間違えていない?住宅ローン減税の内容

MiMiの家の宮地です!

毎年、国の政策でコロコロ変わっている税制や各補助金。

その中でも特に身近なものが「住宅ローン減税」ではないでしょうか。

この「住宅ローン減税」は、国が住宅の取得を支援する目的で、住宅等の取得に係る住宅ローンの一部を所得税から控除するというものです。(一部住民税からの控除もある)

皆様がよく目にする、耳にするのは、「最大」〇〇万円控除出来る!といったものではないでしょうか?ここにちょっとした落とし穴があるのをご存じでしょうか?

長期優良住宅でお家を建てると最大4,500万円税金が控除される!省エネの基準を満たしたお家なら最大3,000万円!

※上記は国土交通省のHPから

こんな説明を受けた方は、今一度世帯および個人の収入(所得含む)をご確認ください。
実はこれ、合っているようで合っていないのです...


<毎年の住宅ローン残高の0.7%を13年間控除>
残高4,000万円×0.7%=28万円
単純にこの計算だと28万円が自分に還ってくると思ってしまいます。

しかし、自分が払っている所得税と住民税の合計が23万円だとします。
この場合、ローン控除の計算では28万円還ってくる計算でも、自分が払った税金が上限になります。

あくまで、自分たちが払った税金分しか還付されないということを覚えておいてください!

さらに、この還付額は一気に還ってくるのではなく、所得税分は年末調整(1年目は確定申告が必要)で、控除しきれなかった分はサラリーマンであれば毎月のお給料から引かれている住民税の額から調整という形になります。

一気に還ってきて、そのお金で旅行に行こうと考えていたのに思ったより還ってこなかったという方もおられるのではないでしょうか。

各ご家庭の世帯年収やライフスタイルを考えて、無理のない借入を行うようにしてくださいね。

税制関係は、民間のHPではなく、国が運営しているHPを参考にしてください。↓
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk2_000017.html

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